犬の散歩でノーリードは法律違反!ダメ!絶対【逮捕例あり】
あなたは犬の散歩にノーリードで出かけていませんか?
犬の散歩にノーリードで出かければ法律違反になります。
動物の愛護及び管理に関する法律 第三章 第一節 第七条 1項
動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者として動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、生活環境の保全上の支障を生じさせ、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。
家庭動物等の飼養及び保管に関する基準 第4-5
犬の所有者等は、犬を道路等屋外で運動させる場合には、次の事項を遵守するよう努めること。
(1) 犬を制御できる者が原則として引き運動により行うこと。
(2) 犬の突発的な行動に対応できるよう引綱の点検及び調節等に配慮すること。
(3) 運動場所、時間帯等に十分配慮すること。
(4) 特に、大きさ及び闘争本能にかんがみ人に危害を加えるおそれが高い犬(以下「危険犬」という。)を運動させる場合には、人の多い場所及び時間帯を避けるよう努めること。
https://www.env.go.jp/hourei/add/r073.pdf
つまり、動物の愛護及び管理に関する法律では
・人や物を壊しちゃいけないよ
・周りの人が危ないな~とか迷惑だな~って思うことはしちゃだめだよ
家庭動物等の飼養及び保管に関する基準では
・リードはつけてね
・リードの点検をしたり長さや持ち方の調節をしておこう
・散歩させる場所や時間はよく考えよう
・力の強い犬、気が強い犬は人混みも避けてね
っていうことです。
あなたの住んでいる地域の条例によっては拘留または科料が科せられます。
また万が一にでも事故を起こせばあなたは逮捕され犬は処分されてしまいます。
そうならないためにも、リードは必ずつけて散歩することが必要です。
ノーリードでお散歩していると、あなたの愛犬はもちろん、周りの人にも危険が及んだり、他のワンちゃんや飼い主さんとのトラブルにも繋がります 。
中にはこんな思いからノーリードで散歩させる飼い主さんもいます。
・リードなんかに括り付けられて可哀そう
・自由に歩かせてあげたい
・勝手な行動しないしお利巧だからリードしなくても大丈夫
もちろん、あなたの愛犬は他人に迷惑をかけるような子ではないのかもしれません。
その気持ちはわかりますが、はっきり言ってエゴです。
ペットが嫌いな方は4人に1人いらっしゃいます。
また4割の人は何かしらの迷惑を受けたことがある方です。
動物愛護に関する世論調査
ペット飼育の好き嫌い
・大好き:23.4%
・好きなほう:49.1%
・わからない:2.4%
・嫌いなほう:21.8%
・大嫌い:3.3%
ペットに関する世論調査
よそのペットから迷惑を受けたことがあるか
・わからない:0.2%
・ない:61.4%
・ある:38.3%
この中には、噛まれたり襲われた経験がある方も少なからずいます。
そういう方は、ノーリードのワンちゃんとすれ違うことに極度の恐怖を感じてしまうのも無理ありません。
リードをする、その意味を考えてみてください。
あなたの愛犬は、興味あるものを見つけたらはしゃぎませんか?
あなたの愛犬は、タバコの吸い殻が入った水たまりの水を舐めたりしませんか?
あなたの愛犬は、車のクラクションの音にびっくりしませんか?
あなたの愛犬は、敵意むき出しの体の大きい犬が歩いてきてもびっくりしませんか?
あなたの愛犬は、信号の意味や歩道と車道の違いを理解していますか?
リードは愛犬の命綱です。
リードがなくても大丈夫かもしれませんが、もし何かありそうな時に助けてあげられる・・・それがリードなんです。
もしなにか理由があって手ぶらでお散歩がしたいのであれば、こちらの犬用リードのように肩掛けできるリードや腰に巻くことができるリードがとても便利です。
のびのびとお散歩させてあげたい気持ちはわかりますが、リードなしで散歩にでかけて犬が事故にあってしまったら・・・だれかに怪我をさせてしまったら・・・
どんな理由があろうと間違いなくあなたの責任です。
どうしてもノーリードで自由に遊ばせたい場合は、素直にドッグランへ連れて行ってあげましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございました!